<書評>表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

無事にキューバ旅行から帰ってきました~。

予想通り面白い国だったので、旅行中に思ったことをブログでまとめていこうと思います。

 

まず、キューバ旅行で地球の歩き方と並んでバイブル的になった本の紹介。 

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
 

 

そもそも、キューバ旅行の決め手の一つになったのが、今年の正月休みに「オードリーのオールナイトニッポン」 の若林のキューバ旅行記をYoutubeで聞いたことがきっかけでした。

若林とキャラの立ったキューバ人の出会いを聞いて、「これは面白そうだ!前から興味あったし、アメリカと国交正常化されてどんどん街並みも変わっていきそうだし、早くキューバに行かなくては!」と思い立ち、上司の機嫌のいい隙間を狙って1週間ぶち抜きの夏休みを申請、キューバ旅行の決行となりました。

 

1冊の中に、キューバのベーシックな観光スポットの紹介や、キューバの空気や文化、人々の気質にまつわるエピソードが詰まっていて、旅の前に読むことで情景を思い浮かべることが出来ました。

ただ、闘鶏場や配給所の見学を個人のツテで組み込んでもらったところや、元軍人「ホセ大佐」との出会い、キューバ在住の日本人によるキューバ案内など、実際に行ってみると「こんなこと一般観光客じゃ難しいのかも、、芸能人パワーなんじゃないの?」と思う場面もちらほら…。(事前の準備が悪かっただけかもしれませんが)

現地の旅行会社で現地人ガイドを雇ったりするのは難しそうですし、観光地以外へのアクセスはスペイン語を喋れたうえでキューバ人との交渉が不可欠なので、ディープな観光を希望される方は事前に旅行会社とマメにメールで相談をしておくことを強くお勧めします。

 

そして、タイトルにもなっている「カバーニャ要塞の野良犬」。

カバーニャ要塞はハバナ市内にある観光地の一つで、そこで昼間に寝そべっている野良犬を「社会主義の中で、貧しく、しかし自由に生きている象徴」として、「表参道のセレブ犬」と対比されています。

本を買ったときはタイトルの意味が分からなかったのですが、事前に本を読んでみて、そして実際にキューバに行ってみて、その意味がよくわかりました。

自分の場合は、カバーニャ要塞で野良犬を見つけることはできなかったのですが笑、

それを海岸沿いのマレコン通りで出会った老人と、その後の旅で寄ったトロントでのホームレスで似たようなことを思いました。

 

ギター一本を抱えて、当てもなく通りを行き交う人に絡み続ける老人。正直見た目も汚いし、歯も3本くらいしか見えないのですが、卑屈なところが何もなくとても楽しそうでした。(ちなみに自分は無理やり絡まれてチップを要求されましたw)

そしてその後日本への帰りで立ち寄ったトロント金融街では、ホームレスを割と街角でよく見かけました。

特にちょっとびっくりしたのは、「I'm pregnant homeless(私は妊娠しているホームレスです)」と書かれた段ボールを足元に置いて体育座りをしていた女性がいたこと。

 

もしかしたらお金をもらうための戦略なのかもしれませんが、キューバは医療費は無料ですし、社会主義国だからか街中にホームレスがいなかったことが頭の中で混ざりあい、「本当に裕福な国ってどっちなんだろうか?」と考えてしまいました。

 

キューバ人が住んでいる街は、古くて、正直言ってあまり綺麗でない建物なのですが、治安はいいし、ホームレスもいなく、みんな仕事を楽しそうにしている。そして、教育と医療が無料で受けられる。

いずれキューバにも資本主義社会の波が押し寄せてくるのかもしれませんが、こんな国の形もあるのだと改めて思い知らされました。だからこそ、もっとキューバ人のディープな場所を、キューバ人と一緒に歩いてみたかったな…とちょっと後悔。

こんな街並みが見れるのは、あとどれくらいなのでしょうか。

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