守る仕事、攻める仕事

スポーツと同じように、仕事にも守りと攻めがあるんじゃないかと、前の部署から異動して強く思います。

 

守りの仕事:自分の部署の抱えている作業、持つべき役割に沿って進んでいく仕事

攻めの仕事:相手の部署の抱えている作業、持つべき役割に変化を求めていく仕事

 

うちの病院の事務部門だと、守り8割、攻め2割くらいの比率だと思います。

守りの部署には、事務作業や顧客サービスといった、いわゆる「マニュアル」に沿って進めていく仕事が多いのが印象です。(※守りの仕事=頭を使わない事務作業というわけではありません、ご注意を)

一方攻めの部署は、組織の方針・目標に近づけるため、守りの部署に変化を求めたり、部署と部署との間に立ってコーディネイトする仕事が多いです。

 

攻めの部署の難しいところは、守りの部署のことを客観的にきちんと理解しなければいけないこと、そして確固たる目的をもって前に進んでいかなければいけないことです。

人から話を聞く、意見を聞くことをしなければ前に進めないけど、

どこかで「それはできません」と、話を教えてもらった人に言わないといけない…。

守りの部署の場合、実働部署としての確固たる立ち位置、これまでの業務の積み重ねとしてのマニュアル、そして周りからの後押しがありますが、攻めの部署にはそういった要素がほとんどありません。少人数・もしくは一人で、目的を達成するために立ち振舞わなければいけない…難しいです。

 

…なんか、守りの仕事は楽、攻めの仕事は大変みたいな書き方になってしまいましたが、決してそんなことはありません!

みんなが食べていけるのは、黙々と会社として守るべきところを守っている人たちがいるからなのです。

消化不良なので、私が守りの仕事の部署だった時の頃を思い出し、別立てでもう一度書き直そうと思います。