酒場の病院経営論

タイトルそのまんま、飲み会とかで聞いた話を忘れないようにまとめてみました。(一部酒場じゃないところもあり) 患者のボリュームゾーンはどこか? 病院として、どこの疾患・診療科の患者を多く集めていくべきか?というテーマです。 一つの区に10000人の…

自分が先輩になった時に何ができるのか?

早いもので、社会人生活5年目も終わりに近づいてきました。 病院業界では人事異動というものがあまりないようなのですが、私は5年目で3部署目。色々な経験をさせてもらっています。 ここまでのキャリアに関して人事への不満はあまりないのですが、残念だなー…

「その検査、本当に必要か?」の視点から考えられること

整形外科の先生のつぶやきと、お昼休みでの雑談 先日、レントゲン撮影に関する件で、放射線科の人と一緒に整形外科の部長のところに相談をしに行く機会がありました。本題は放射線検査におけるオーダーの入れ方を直してください、という話だったのですが、途…

医事課が成すべき仕事とは?

先週末に、”Healthcare Ops”という団体が開催した勉強会に参加してきました。 病院経営・運営に関わる人たちが集まって、互いの運用ノウハウや成功体験をシェアし、より良い病院を作っていこう、というコンセプトのもとにこのような勉強会を主催されているそ…

現場の当事者としてのスタンスを持つこと

今の部署では、各現場の管理者と仕事をする機会が非常に多いです。(病院事務は、どの部署も多かれ少なかれ似たような性質を持っていますが…) 現場の管理者の方と仕事をしていて困るのは、「A案なのかB案なのかC案なのか、どこに行きたいんだろう?」と、問…

モノを減らすことによる運営の効率化

先日、他院の資材管理課を見学に行く機会がありました。 感染管理の観点から滅菌室の業務プロセスを見直す必要があり、他院のノウハウを確認するための見学だったのですが、そこで目にしたのは、非常に整理整頓され、在庫を極力少なくして運営されていた診療…

病院の事務職として大切にすべき軸

今の部署に異動してからほぼ丸1年になりました。 「医療安全・医療の質向上に事務として貢献する」というテーマに向き合い、結構葛藤した一年でした。 前の部署が患者さんと話したり、診療費を請求したり、診療科の会議の事務局をしたり、いわゆる「現場で汗…

病院間での勉強会に参加しています。

現在、病院内の通常業務と並行して、当院が定期的に情報交換している病院との勉強会に参加させてもらっています。 十数病院が参加する病院で、一つのテーマに対して若手から中堅どころのメンバーを中心に1年間で5~6回の会議を行い、その成果物を各病院の幹…

「医療の標準化」について

医療の質や医療安全を考える上で、重要な概念の一つとなるのが「業務の標準化」です。 「標準化」は、ある治療について、A部署・B部署・C部署のどこでやっても同じプロセス、同じ結果が出るように業務が設計されている、という考え方になります。機械産業で…

病院において事務職に求められること

9月は仕事が忙しかったこともあり、記事を書くのをさぼっておりました。。 いったん落ち着いたので、またちょこちょこ再開しようと思います。 ニュース関連で、今回のテーマは「病院において事務職に求められること」です。 元記事はこちらです↓ www.cbnews.…